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pwbへ部品を実装する際の印刷工程の重要性

あらゆるエレクトロニクス製品に用いられるpwbですが、モノのインターネット化がますます現実味を帯びる昨今、
その重要性はますます高まっています。
特に製品の小型化に伴う部品の微小化、回路の高密度化は、製造工程における高度な品質管理を必要としています。

数あるpwb実装工程の中でも、品質管理が特に重要となるのがクリームハンダの印刷工程です。
実装における不良要因のおよそ8割が印刷工程にあります。裏を返せば、印刷工程の精度が高ければ、実装機での
実装が多少ずれたとしても良品生産が可能となるのです。

では高精度の印刷とはどのようなものでしょうか。基本となるのは、pwbの正しい位置に、正しい形でハンダを、
バラつきなく印刷することです。
正しい位置というのは、pwbのランドの上にきちんとずれなくハンダが乗っている状態のことです。
正しい形とは、ハンダがきちんと直方体となっていることです。角が取れていたりツノが立っていたりするのは
悪い状態と言えます。そしてそれらが毎回同じ水準で生産出来て初めて高精度の印刷が実現します。

実装ラインにハンダ検査機が取り入れられているケースが増えているのもこのような背景からです。
昨今では、ハンダ印刷機とハンダ検査機、そして実装機を接続し、データ通信をすることでpwbの品質向上を図る
メーカーも登場しています。製造ロスコストを削減する方向性がますます強まる昨今、pwb実装工程においては
印刷制度の追求により高品質生産が実現できると考えます。

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