平成電機株式会社 様|プリント基板、基板設計、部品内蔵基板、部品実装、PWB、プリント基板の「富士プリント」

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品質への高い要求に対応できる技術と小回りの利く対応力に感謝!

平成電機株式会社様

お客様情報 平成電機株式会社
代表取締役 
平出 章浩様
ホームページ
https://www.heiseidenki.co.jp/
事業内容:
 プリント基板設計・製作・組立

検査機器などの基板や部品を提供する商社

―貴社の事業内容のご紹介をお願いします。

平出様: 当社はプリント配線板をメインに扱う商社として、顧客のご要望に適した製品を提供する会社です。創業当初は、主にフィルムカメラに使われる基板を扱っていましたが、現在では、検査機器や医療機器およびその周辺機器で活用される基板や部品を中心に提供しています。

当社は商社ですから、協力メーカーに基板などの部品を製造していただき顧客へ納めるのがメインの事業です。納品前には当社でも厳格な品質チェックを実施しており、安心・安全をコンセプトに不良品ゼロを目指しています。

なお、近年はパターン設計を当社でも行うほか、商品の開発から納品までを一式で対応できるメーカー機能を備えた体制づくりに注力しています。この体制づくりにおいて富士プリント工業には、グループ会社を含めて多大な尽力をいただいております。

小回りの利く柔軟性とスピード感に魅力

―富士プリント工業へご依頼になった経緯について、教えていただけますでしょうか?

平出様: 私は中途入社で、富士プリント工業と取引が始まったときは在籍していなかったのですが、それでも貴社との”馴れ初め”は社内では有名ですよ(笑)。

当時は先代社長のころですが、富士プリント工業の営業担当者が突然飛び込みでやってきたそうです。先代は私の叔父なのですが、とても気難しい人で「訪問営業は一切お断り」というスタンスでした。しかし、その営業担当者と同郷だと知ったためか意気投合し、商談の話が進んだようです。その後、富士プリント工業の工場見学で保有技術やレベルをある程度把握したうえで、転注してみて、問題なさそうとの判断で取引が始まり、現在に至っています。

先ほど説明した通り、当社では検査機器や医療機器の部品をメインに扱っているため、品質には厳しい基準を設けています。大手メーカーに出すような高い基準を満たし、中堅どころの価格でやっていただけるのは、当然「安くて高品質」な買い物になります。

ほかにも、対応力やスピード感のある会社ですから、富士プリント工業さんとはコンスタントな取引が生じるパートナーとして関係性を築いてこられたと考えています。

―工場の場所が近く、すぐに駆けつけられることも、当社を選んでいただけた理由かなと思っています。

平出様: 同じ八王子市内ですし、車で5分くらいの距離だったこともポイントのひとつだったと思います。場所が近いと、何か問題があったときにすぐに来て対応してもらえますから。おそらく先代も、小回りが利いて柔軟に対応してくれる協力メーカーを求めていたのかもしれません。

現在でも、富士プリント工業の柔軟な対応力に助けられています。例えば、明日出荷しなければならない納品物に何か不良が見つかった場合、すぐに交換品を届けてくれることもありますから、当社はもちろん、当社の取引先からも感謝の声をいただいています。

平出様

要求度の高いクオリティの製品も任せられる存在に

―協力メーカーに依頼をする際、どのような基準で選択しているのでしょうか。

平出様: 昨今は、品質保証体制やトレーサビリティを重視する取引先が増えています。その要望にあわせて、当社では複数の基板メーカーより適性を見極めながら、依頼先を決めています。

富士プリント工業の納品物については、品質的には問題なく、今のところトラブルにつながるような事案は発生していません。クレームもゼロです。

―ありがとうございます。富士プリント工業が納品する製品の品質について、どのようなイメージをお持ちでしょうか。

平出様: 品質保証の点でも、しっかりされているというイメージはあります。最近でも、要求の厳しい部品の製作を依頼させていただきました。

その部品は、製品をつくっている顧客からの依頼で富士プリント工業と一緒に対応したのですが、かなり急ぎだったようで「こういう部品が欲しい」という要件だけを伺って生産を始めました。

富士プリント工業のスピーディーな対応力のおかげで部品はなんとか確保できたのですが、後日、その部品が何に使われているのかを確認すると、大手基板メーカーに依頼するような要求の厳しい部品だったんですね。その要求を満たせる品質と技術が富士プリント工業にもあると、証明された案件でした。

この件でも、富士プリント工業の担当者には親身に対応していただき、当社としてもありがたかったですし、顧客もすごく感謝していましたね。

基板だけでなく完成品を一緒につくる協力関係を築きたい

―今後、富士プリント工業に期待することや新たに取り組みたいことなどはありますか?

平出様: 当社としては、富士プリント工業は「同じ輪にいる仲間」という認識です。会社は違いますが壁はなく、いつでも遠慮なく相談していますし、小回りが利いて対応も早い。

当社との取引のきっかけになった富士プリント工業の営業担当者は、現在でも当社担当のフロント営業として尽力くださっています。その方が忙しくて連絡がつかないこともあるのですが、会社に連絡すれば他の方が状況を把握してくださっているので、用件がスピーディーに解決する点でも満足している点です。

もちろん、納期にも柔軟に対応していただけています。当社の営業も頼りにしていますから、今後も取引を続けていければと思っています。

それから、グループ会社を活用できることも魅力のひとつだと感じています。

―フジプリグループのポルックステクノやアポロ技研も、ご協力させていただいています。

平出様: 基板は富士プリント工業ですが、筐体などのハードウェアはポルックステクノに、ソフトウェアに関してはアポロ技研にと、グループ会社を活用できることは当社にとって本当にありがたいです。

最初に申し上げましたが、当社では商品の開発から納品まで一貫して対応できるメーカー機能を備えた商社を目指しています。これを実現するうえで、基板もハードもソフトも、さまざまなものをつくれる協力メーカーの存在は、当社にとってメリットがとても大きいです。

グループ会社の総合力で、完成品を一緒につくっていけるような関係性を築けるよう、これからも何かあったらすぐに相談させていただきますし、富士プリント工業も当社のパターン設計をご利用いただくなど、一緒にビジネスを拡大できればと願っています。

―富士プリント工業としても、平成電機様との取引を通じて製品クオリティの向上につながっていますし、フジプリグループとしても、さらなる協力をさせていただければと考えております。今回は取材を受けてくださり、ありがとうございました。

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