ビルドアップ基板|プリント基板、基板設計、部品内蔵基板、部品実装、PWB、プリント基板の「富士プリント」

技術情報

トップページ > ビルドアップ基板

ビルドアップ基板

ビルドアップ基板とは、通常の貫通基板とは構造が異なり、コア層と呼ばれる貫通基板に、プリプレグと銅箔を重ねて積層し、その層にスルーホールを形成します。これを複数層繰り返すことも可能です。
海外の基板工場では、HDI(High Density Interconnect)と呼ばれています。

6層基板を例とした場合、貫通基板では実現できない、1層~2層だけを接続したスルーホール、同時に、2層~3層、4層~5層、5層~6層など、貫通のドリル加工では実現できないスルーホールの作成が可能です。
この穴あけ加工には、レーザーを使用します。
その為、通常のドリル加工よりも小さい穴径での加工も可能となります。

このビルドアップ基板の工法を使うことにより、貫通基板よりも設計の自由度が増し、信号線の単配線が可能になったり、基板の小型化、高密度化が可能となります。

ビルドアップ基板は現在、試作、量産でも一般的に使用されております。
貫通基板に比べて、コストアップ、長納期となってしまいますが、高密度化、小型化をキーワードに、多くの製品に利用されております。

関連情報ページへ

基板設計
基板設計

完成基板の品質を決定づける、基板設計。豊富な設計スキルを有する匠が、お客様の求める、あらゆる基板設計ニーズに「速」お応えします。

基板試作
基板試作

スピード+品質を重要テーマに、多種多様な基板の試作開発をサポート。最新デバイスの搭載や高い加工技術を要する試作も、広範にカバーします。

少量多品種中心のもの作りをサポートとするしくみ

  • 試作~製品化まで丸投げしたい
  • ガーバーデータを送って最短で試作の依頼をしたい
  • 小中ロットでも快く引き受けてくれる業者を探している