プリント基板の露光機を使えばパターンの焼き付けが可能に|プリント基板、基板設計、部品内蔵基板、部品実装、PWB、プリント基板の「富士プリント」

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プリント基板の露光機を使えばパターンの焼き付けが可能に

プリント基板は電子部品を実装するための板で、実装された電子部品はプリント基板に付けられた電気の通り道でもあるパターンを使って回路が構成される事になります。
部品間接続とは、このパターンを使って接続を行っているのが特徴で、プリント基板には部品を取り付ける役割と電気の流れを作るためのパターンを付ける役割と、2つの役割があります。
プリント基板のパターンは、露光機を使って焼き付けが行われているのが特徴です。焼き付けと言っても、パターンそのものを焼き付けるのではなく、パターンの絵柄を露光機でプリント基板に焼き付けているのです。
元々のプリント基板は全体が銅箔面になっていて、露光機でパターンを焼き付ける事で、銅箔面には焼き付けられたパターン図が出来上がります。この後、不要な銅箔を溶かすためにエッチング処理を行うという流れになるわけです。
不要な銅箔を溶かすと、そこには電気の通り道でもあるパターンが形成される事になります。
露光機は基板にパターンを焼き付けるための機械の一つであり、露光機を使えば基板の大量生産も可能になるわけです。
写真の焼き付けの時にも露光機が必要ですが、写真の焼き付けはネガを露光機で拡大し、画像を印画紙に焼き付けるという方法です。
プリント基板の場合は、拡大や縮小は行いませんが、印画紙をプリント基板に置き換えれば理解出来るのではないでしょうか。
露光機でプリント基板にパターンを焼き付ける、そしてパターン以外の部分をエッチング液で溶かすと言うのがプリント基板の製造工程の一つです。

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