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アルミ基板とledの関係について

最近、アルミ基板が注目を集めています。
アルミ基板は、紙や樹脂をベースにした基板とは違って、アルミをベースにした基板で、放熱効果に優れています。そのため、パワーLEDの基板として、脚光を浴びているのです。

パワーLEDとは、高輝度LEDよりも明るいLEDです。素子構造は、高輝度LEDとあまり変わらないのですが、大電流を必要とするので、素子が高熱を発するのです。
パワーLEDを使った器具の設計を行う場合、重要なのが熱対策です。熱を逃がすことが、とても大切なのです。
熱を逃がさないと、素子の寿命が短くなったり、回路素子が壊れたり、ハンダが劣化するなど様々なトラブルが発生するリスクが高まります。

電子回路に使われる基板には、様々な種類がありますが、パワーLEDの場合は、メタル基板にすることが多く、価格や入手の手間を考えると、アルミ基板が適していると言えます。
銅基板では、アルミ基板よりも高価になってしまい、鉄基板では取り扱いメーカーが少ないのです。

アルミ基板とアルミヒートシンクの取り付けでは、放熱シートなどを敷くことが大事です。金属同士で密着することができると良いのですが、空気の層ができるため熱の伝達ロスがあるためです。放熱シートには、アクリル系とシリコン系があります。取り扱いが楽なのは、べたつきがないアクリル系です。
熱の伝導効率を良くするためには、シリコン層を薄くして、空気を入れないようにすることが重要です。

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